京セラの工場の元経理責任者の男が会社の預金約3700万円をだまし取ったとして、神奈川県警に詐欺容疑で逮捕されました。被害総額は1億2000万円以上に上るとみられています。
京セラ秦野工場の元経理責任者・中川伸幸容疑者(52)は、2012年に書類を偽造するなどして会社の預金約3700万円をだまし取った疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、中川容疑者は2012年から5年間で少なくとも1億2000万円以上をだまし取り、住宅ローンや遊興費に充てていたとみられています。中川容疑者はこれまでの任意の事情聴取に対して、容疑を認めていたということです。今年2月に会社の内部調査から事件が発覚し、京セラは中川容疑者を解雇するとともに、業務上横領容疑で神奈川県警に刑事告訴していました。
出典元:テレビ朝日系(ANN)